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勤労感謝の日って何の日?

  • writetutoringschoo
  • 11月21日
  • 読了時間: 2分
男性、女性の色々な立場の人が働いている絵

ライト学習塾教室長の吉矢武司です

 

 今日は一旦『上手なノートづくり実践編』シリーズをお休みして日曜日の「勤労感謝の日」について紹介したいと思います。上手なノートづくりシリーズについてはちゃんとネタはありますのでご安心ください。


 11月23日の「勤労感謝の日」は戦前は「新嘗祭」という祝日でした。新嘗祭ってなんだろう?と思われる方は多いかと思います。一応、高校日本史などでは習いますが、古くから日本で行われてきた宮中の伝統行事です。簡単に言うと日本の収穫祭で、ヨーロッパなどでのハロウィンにあたる行事ですね。

 新嘗祭の歴史はとても古く、奈良時代に編纂された古事記・日本書紀には既に書かれており、古墳時代の雄略天皇の時には既にあったとされていて、原型は稲作の始まった弥生時代にまで遡れると言われています。

 新嘗祭の内容は簡単に言うと、天皇がその年に取れた収穫物(要はお米がメイン)を神様に供物としてささげ、戦前は現人神であった天皇もそれを食べるという行事です。そのため、神様よりも先に食べてはいけないとして、戦前の日本では『新嘗祭が終わるまで新米を食べてはいけない』という風習があったようです。今では「新米をいち早く食べたい」と思う人が増えている中ではとても意外なことですね。

 そのような「新嘗祭」という祝日がなぜ「勤労感謝の日」になったのか。それは戦争に負けた日本で、まず天皇の人間宣言が行われて天皇=神の図式がなくなったこと。また、戦後の日本では政治と宗教を分離する政教分離が進められたため、日本神道に関わる新嘗祭がそのまま祝日として扱われるのはまずいと判断されたためです。元々、新嘗祭は収穫祭として、1年の農作物の収穫を祝う行事でしたので、働いている人みんな1年間お疲れさまでしたという勤労感謝の日という形になったわけです。

鳥居と神社が描かれた絵

 そのため11月23日には各地の神社で新嘗祭の行事が行われることが多いです。山梨県内でも富士浅間神社や身曽岐神社などで新嘗祭の行事が行われるようですね。11月の行事と言えば七五三のイメージが強いですが、日本神道としては実は新嘗祭が重要な日として扱われることが多いです。

 ですので、次の日曜日の11月23日には神社に行けば何かやっているかもしれません。紅葉のお散歩がてらに覗いてみてはいかがでしょうか。


ライト学習塾教室長 吉矢武司

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