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推薦入試における対策④

  • writetutoringschoo
  • 1月16日
  • 読了時間: 5分
勉強をしている男子

ライト学習塾教室長の吉矢です。

 推薦入試における対策も最後の紹介になります。今回は小論文の対策です。小論文の対策は単純に記述問題や、将来の報告書などの練習にもなります。是非参考になさってみてください。


 まず、記述問題は得意でしょうか?記述問題を書くときに起こる問題は2つに分かれます。1つは「何を書いて良いかわからず文字数が足りないこと」もう1つは「書きたいことがありすぎて文字数がオーバーしてしまうこと」。まず自分がどちらが多いのかをしっかり把握しましょう。

 「何を書いて良いかわからず文字数が足りない」場合は、自分が書きたいことのメイン(柱)が必要です。小論文では『文章の中でもっとも主張したい、言いたいこと』が何かを考える必要があります。学校への推薦における小論文の場合『その学校に行きたい理由」が柱になります。


 当然「親、先生にここを受けろと言われたから」と言うのは書いて良い理由にはなりません。また、それ以外にも注意をして欲しいのが「兄弟、先輩が通っているから」というのはメインの理由に持ってきて良いものではありません。また、多くの子どもたちで間違ってしまうのが「やりたい部活があるから」を理由にしてしまうこと。学校はあくまで『学習をすること』が生活の中心にあるので、たとえスポーツ推薦であったとしても『部活動』を生活の中心に持ってくるのは避けなければいけません。


 そのため、自分が受ける学校がどのような特徴のある学校で、自分の性格や特徴などにどう合っていて、そして自分の将来にどのように繋げていきたいのか。それをしっかりと考える必要があります。


 さて、ここまでのことをしっかりと考えたら「何を書いて良いかわからず文字数が足りない」ということは無くなっているはずです。

 

 では、実際に原稿用紙に小論文を書いてみましょう。お題はもっとも重要な『志望動機』について。文字数は200字としましょう。


 まず初めに書かないといけないのは『その学校に行きたい一番の理由』です。先ほどの柱の部分を初めに主張しましょう。

 文章の書き方は

 起・承・転・結

 序論・本論・結論

などといった方法があります。起承転結については、主に物語文の書き方であり、小論文の書き方には相応しくありません。そもそも『転』の部分を作るのは非常に高度なテクニックです。また、序論・本論・結論の書き方は日本式の論述方法と言われています。しかし、現在、この書き方についても推奨されていません。

 今、求められている論述形式は

 結論・本論

もしくは

 結論・本論・結論

の形が正しい状態です。これは大学などでのレポートや論文でも基本となる書式ですので覚えておいてください。

 そもそも序論・本論・結論の順番で書いてしまうと小論文などの場合は『文字数オーバー』になってしまうことがほとんどです。時間の制限などもあるため、自分がもっとも主張したいことをまず初めに書いておいて、それ以降を肉付けしていく形にすることが大切です。


 「なぜこの学校を選んだのか」を初めに書いたら、次に書くことはなんでしょうか?

 ・そう思った理由(過去)

 ・今の自分の状況(現在)

 ・将来の自分に活かすため(未来)

例えばでこれだけでも色々な理由を考えることができるはずです。ところが全部書こうとすると文字数がオーバーしてしまいがちです。

 ここで注意したいのは『下手に文法を変えてはいけない』ことです。一番わかりやすいのは句読点を無駄に増やしたり、削ったりしてしまうこと。文法上のルールを文字数を理由に変更してはいけません。また、「の」「が」「と」のような助詞を削るパターンもダメです。

 では、文字数オーバーに対してどうすれば良いのか。自分が言いたいことの順位付けをあらかじめしておく必要性があります。


 ここで意識しておきたいのは「面接」の練習です。特に志望動機などは「面接」でも「小論文」でもどちらでも聞かれやすい質問になりますね。では、面接の時にも自分が言いたいことを全て言えるのか?というと、そうではありません。自分が喋っているスピードや時間の関係、相手側の質問内容にふさわしい答え方などによって話す事柄が変わってきます。大切なのは「必ずこれだけは言っておきたい(アピールしたい)」内容は何か、その順位を決めておくことです。

 

 その順位が小論文の場合にも当然使うことができます。文章全体のバランスを考えること必要はありますが、その順位通りに主張をしていくことが基本になります。


 またそれ以外に注意をしておきたいのが小論文のルールです。各学校によって書式や文字数、当然質問内容も変化します。その中で書式は

 ・通常のテストの記述問題と同じタイプ

 ・学校でやる作文のルール

と2つに大別されます。わかりやすく違いを言うと

 ・句読点を1マスに入れる

 ・最後の段の句読点はマスの外に書く

などの違いがあります。また、それ以外にも段落分けが必要かそうでないかなど、受験する学校によって違いがあるので、小論文の練習をするときはできる限りそれを踏まえた練習が必要になります。


 小論文の練習をすることは面接の練習をすることにもつながります。小論文の内容と面接の内容に違いが無いかどうかを面接官がチェックしていると思ってください(当然、願書の内容とも)。先に小論文の練習をしておけば、面接の練習もスムーズにできるようになるはずです。



ライト学習塾教室長 吉矢武司

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