山梨県公立高校入試の変化について考える
- writetutoringschoo
- 2 日前
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ライト学習塾教室長の吉矢です。
本日は山梨県公立高校入試の変更点について考えてみたいと思います。ライト学習塾は2025年の今年、甲府市飯田にて新規開校したばかりの学習塾です。山梨県公立高校入試には特に強い関心を持って情報を集めようとしています。山梨県公立高校入試の変化したところが何なのか、また、今後どう変わっていくのかの予想を踏まえていきたいと思います。
本年度、2025年度の山梨県公立高校入試の変化は『特別選抜の導入』があります。これは「特色選抜」とは全くの別物なので注意をしてください。対象者は「不登校経験者、ヤングケアラー、病気などにより長期欠席した生徒」で、学校の内申点が付かない(つけようがない)子が対象となっております。中学校に行かなかった理由は様々だと思いますが、高校への進学を希望する際に内申点を加味しないようにする制度ですね。中学校長の申請が必要となりますが、多様化する学校生活に即した制度だと私は思います。
今までにも中学校への不登校の生徒を見てきたこともありました。その子たちは内申点がつかない都合、どうしても私立の学校しか選択肢がありませんでした。そのような子たちにとって公立高校という選択肢が増えることは良いことだと思います。
続いて来年度、2026年度には全ての高校が特色適性検査を実施する場合があります。こちらは来年度に具体的にどの学校が行うかが発表される運びとなります。選抜資料の比重は高校各校で変わってきますので、専門科や部活動の実績などで興味のある方は、自分の行きたいところの学校がどのような選抜をするのかを事前に調べておく必要があります。現中学2年生以下の子どもは早いうちから高校について自分で調べていくようにしておきましょう。
さらに、2027年度、山梨県公立高校入試の後期募集、つまり5教科受験型のテストで、時間の変更が発表されております。今までは国語だけ50分、他4教科は45分でしたが、2027年度(現中学1年生以下)からは全ての時間が50分に変わります。
現状では、入試の難易度は変更しないということになっています。山梨県内にずっと住んでいると気づきにくいのですが、山梨県の公立高校入試の特徴は、難易度のレベルとしては比較的易しい問題が多いです。一方で、5教科どの教科も記述問題が多いという特徴が見られます。時間の過不足に関しては教科によって違いがありますが、時間が5分増えることは全生徒にとっては少しゆとりが増えるのではないでしょうか?
今後さらに山梨県の公立高校入試はどう変わっていくのでしょうか?全国的な流れから考えましょう。全国的にも特色選抜のような多様化した個性に合わせた入試方法が増えていっております。そのため、今後前期選抜の合格者の枠が増える可能性は大いにあります。また、各学校が求めている生徒像(アドミッション・ポリシー)というものがあり、「山梨県全体としての入試」から「山梨県〇〇高校の入試」としての特徴がより強くなる可能性があります。具体的には、先ほどの特色選抜で専門性や個性の判断が重視されていく他、後期選抜でも傾斜配点を加える学校がより増えるようになるかもしれません。
一方で県内の中でも交通の便を含めて、地域と密接に結びついている学校は、その多様性を一気に受け入れる必要が出てくる可能性があり、今後の学校の特徴というものに変化が生じていく可能性もあります。
山梨県の公立高校入試は今、新たな変化を迎えようとしている途中です。では、その変化についての予想はどこからすれば良いのでしょうか?実はヒントはお隣の東京都にあります。現知事が割と革新的なこともありますが、東京都教育委員会が新しいことをすると、それを全国の教育委員会が追従する傾向があるのです。もちろん、都市部の学校と諸地域の学校で役割が違うこともあるので一概には言えませんが、将来、教育にどのような変化があるのかは、東京都の教育を見ていれば先取りをできる可能性があります。
今、山梨の公立高校入試を受験される方も、今後受験される方も自分の実力がしっかりと発揮できるように事前の準備はきっちりとしておきたいですね。
ライト学習塾教室長 吉矢武司




