top of page

​無料体験・お問い合わせ

子どもたちにスマートフォンは必要?不要?

  • writetutoringschoo
  • 10月22日
  • 読了時間: 7分

ライト学習塾教室長の吉矢です。

今日は良くあるスマホのお悩みについて教室長の考えと、ライト学習塾での方針についてご紹介できればと思います。

 

「もう、うちの子はスマホでゲームばっかりして(怒)」というご相談は良くあります。子どもさんのスマホを持たすべきか、持たさないべきかについても相談を受けることがあります。また、子どもからスマホを取り上げるべきかと言うこともお聞きします。割と多くの保護者の方にとってスマートフォンの扱いに困っている人が多いのでしょう。

 

まず、改めてスマートフォンが子どもに良くも悪くも影響を与えている機能について考えてみましょう。

1.      Googleなどによる検索機能 わからないことがあればすぐに調べることができる

2.      ニュースなど各種情報を目にする機能 最近の子は新聞を見なくなっている子が増えてきていて代わりにインターネットから情報を得ている子が増えている

3.      SNSによる他人とのつながる機能 メールなど直接的なやりとりだけでなく、多くの人が見る・見られる形によるコミュニケーションとしてのツール

4.      YouTube、TikTokなどに代表される動画を視聴する機能 最近の子はテレビを見ることも少なくなってきていて代わりに自分の気に入った動画を見る傾向が高くなってきている

5.      ゲーム、漫画としての機能 「息抜き」としてのレベルを超えてしまってはいないか?

6.      カレンダーなどによるスケジュール機能及びタイマーや目覚ましとしての機能

 

では、それぞれのメリット、デメリットについて今度は考えていきます。

1.      Googleなどによる検索機能

メリット  ・わからないことがあれば短時間でその「答え」にたどり着くことが可能

      ・辞書を複数持たなくてもスマホ1台で解決することが可能

デメリット ・「見る」だけでそれを覚えてしまう錯覚に陥ることがある

      ・考えるより先に「検索」する癖がつく

      ・それが本当に正解なのか校正が行われていない情報が多くある

      ・スマホが無い状態での対応ができなくなる

       (もしくはスマホで情報が検索できなかった場合の対応ができなくなる)

2.      ニュースなどの情報を入れる機能

☆基本的には1と同様。

デメリット ・情報が常に目の前にあるものに飛びつきやすく他の情報を気づかない、見ない可能性

      ・ニュースソースが不確かなものも多く、間違っていても受け入れてしまう

3.      SNSとしてのコミュニケーションの機能

メリット  ・コミュニティが大きく広がり知見となる

      ・すぐに連絡がつくようになる

デメリット ・匿名性が高い場合の誹謗中傷

      ・既読スルーや、同調の圧力

      ・SNSによる比較での自己肯定感の低下

4.      動画配信としての機能

メリット  ・視覚情報があるので文章よりも理解しやすい

      ・実験など、実際に行えないものは遠くにあるものを見ることができる

デメリット ・「見る」だけですべて理解できたものとしてしまう可能性がある

      ・脳が受け身になってしまう(考えるより先に答えが出てしまう)

      ・読解力の低下(文章として読まないため)

      ・ショート動画や、動画再生速度を上げて短時間で視聴することで集中力がもたない

5.      ゲーム、漫画としての機能

メリット  ・多種多様なデバイス(ゲーム機本体やソフト)、物としての漫画などの本が要らない

      ・気分転換になる

      ・趣味嗜好が広がる(色々なものに興味をもつようになる)

デメリット ・依存性が高く、時間奪取、睡眠時間の不足などの影響

      ・ガチャなどに代表される課金のトラブル

      ・待つ・考えるという能力の低下

6.      時間、日程のスケジュールとしての機能

メリット  ・スマホ1台でスケジュール管理ができてしまう

      ・位置情報など、防災管理としてのメリット

デメリット ・プライバシーリスク

      ・自己管理しきれるかという問題

 

以上のことを考えることができます。もちろんこれ以外にもあると思いますし、この意見の反論等もあるとは思います。

そのうえでメリット、デメリットの数だけで言えばデメリットの数の方が多い、もしくは目立つと言えると思います。

後はメリットとデメリットの数より質の問題もあります。動画やゲーム等の依存性の高さが代表格です。「ゲーム依存症」という言葉はもう1つの病気としての認識になっています。また、動画・ゲームはSNSよりも依存性が高いことも知られており危険性をはらんでいます。

 

しかし、スマホが持つメリットとして一番大きいのは「すぐに連絡がつくこと」と「すぐに調べられること」でしょう。当然それぞれのデメリットの側面もありますが、メリット面がとても大きいのです。保護者、つまり大人の方でも何かわからないことがあればすぐにスマホで調べるようになっていませんでしょうか?スマホの利便性は日常生活ではもう無くてはならない存在と言えます。

 

「〇〇ちゃんはもうスマホ持ってるし」などについては「よそはよそ、うちはうち」の論理がちゃんと子どもに通じるかどうかがポイントにもなりますが、買うか買わないかに関しては「何故、今の子どもにはスマホが不要なのか」をしっかりと説明をし、危険性の面をちゃんと認識させることが大切です。

「スマホを持つとあなた『だけ』が危険なのよ」の論理では実は子どもは納得しないことが多いです。なぜなら子どもは「注意すれば自分だけは大丈夫だから」と思ってしまうからです。そのため「あなただけでなく、周りの子どもにとっても危険なことがある」という風に、何か1つ『自分だけではどうしようもない事実』を突き付ける必要があります。少なくともその1点のみで納得せざるを得ない状況を作るしかありません。

 

では、既にスマホがある場合はどうでしょうか?スマホが子どもに悪い影響を与えてしまっている場合の対処方法を考えなければいけません。 取り上げてしまう 解約してしまう 極端なところだと破壊するなどという例もありますが、時間制限を加える 目の届かないところに充電させる もちろん子ども用のスマホによる様々な制限を加える なども対処方法となり、実は色々な選択肢を取ることができます。ですので、「1つやってみたけどダメだったから、次の手に移ろう」と段階を踏んで考えるというのもありだと思います。

 

大切なことは「家庭でのルールをしっかりと決めること」です。それは「〇〇になったらスマホは禁止!」のようなデメリットの部分だけを作るのではなく、「△△だったら時間延長」などのメリット面を作るのも手の1つかもしれません。

(ちなみに教室長は学校のテストの成績で毎月のお小遣いがアップもダウンもしました)

「報酬が無いと動けない人間になる」という問題ももちろん発生しますので、選択肢の1つとして考えていただきたいですが、残念ながら「報酬が無いと動けない人間」は大半の大人がそうだとも言えると思います。『やる気』を短期的に上げる方法としては「報酬」というのは有効的なのです。もちろん長期的に有効になるように「できるようになったことに対してしっかり褒める」というのは大切です。

やり方が1つしかないというわけではありません。できるようになるプロセスは複数持っておくべきだ。これは塾での学習方法と良く似ているのかもしれませんね。

 

ライト学習塾では授業中のスマホは禁止させていただいています。自習中などでは音を出したりなどしない限り無理矢理な制限は加えません。ただ、余りにも目立つようであれば注意をすることもありますし、もしご家庭で「スマホを取り上げて欲しい」ということであればそのように対応することはできます。

 

これらのようにご家庭内での事情でもご相談いただければアドバイスなどできることもあるかもしれません。少しでも気になることがあれば是非相談してみてください。

 

 

ライト学習塾教室長 吉矢武司

bottom of page