top of page

​無料体験・お問い合わせ

上手なノートづくり実践編【国語】

  • writetutoringschoo
  • 2 日前
  • 読了時間: 4分
ノートに上手なノートづくり実践編と書いてある

ライト学習塾教室長の吉矢です。

 本日で『上手なノートづくり実践編』も最後の教科、国語ですね。国語は少しノートづくりが特殊な教科ですので、今回はその中の古典に絞って紹介しようと思います。ライト学習塾は『書く力』を育てることを意識した授業展開をしています。みなさんのノートづくりについて是非参考にしていただければと思います。


ノートに枕草子の古文と現代文が書いてある
国語ノートNG例

 まずNG例をご覧ください。古文、清少納言の枕草子の春の部分について書いています。NGなところが何かわかりますか?自分が中学2年生だったらこのノートを見返すかどうかを想像してみてください。

 NGポイント①古文と現代文をそのまま書いているだけで、教科書と変わらない

 実はこの文ですが、ほとんど教科書をそのまま書いているだけです。と言うことは別にノートを見なくても教科書の方を見れば書く手間が省けるので必要がなくなってしまいます学校の定期テストの古文を考えると、ある程度暗記をした方が点数につながりやすいことはあります。しかし、ただ丸暗記の練習をするなら教科書のみでやろうと思えばできなくありません。

 NGポイント②強調しているのが現代仮名遣いくらいしかわからない

 古文で必要なことは何でしょうか?現代仮名遣いは当然大切です。現代仮名遣いへの変換がスムーズにできるようにするため、古文をしっかりと声に出して読むことってとても大事なことです。しかし、それだけでは不足します。古文の内容を把握していないと覚えることが難しいのです。意味のわからない英文を覚えられますか?と同じことで、実は古文と英語の覚え方は共通する部分があります。単純に古文単語の場合「今はつかわれていない言葉」と「今と意味が違う言葉」もありますので、その分析を書いておいた方が後で見返す時に必要です。

ノートに枕草子の一節がまとめてある
国語ノートのOK例

 では、次にOK例を見ましょう。

 ①の教科書を書き写しているだけだったところは、いっそコピーしてしまっています。他の教科や、国語の現代文と違い、国語の古典については丸暗記できた方が良い場合もあるので、古文の文章はやはりノートに欲しいですし、その現代語訳もあった方が良いです。しかし、手書きで書くと大変なのでそこはコピーして時間短縮をします。この枕草子も春だけだと短いのですが、冬まで書くとそこそこの文量になってしまうので、『ノートまとめ』としてはコピーでも大丈夫です。(暗記する練習には書いた方が覚えやすくなる場合があります)

 次に②の古文単語を左側に書いて、その意味を下に書きました。下の部分を紙などで隠せば古文単語の意味のチェックもできますね。また、今回のところで出てくる『山ぎは』と、秋のところで出てくる『山の端』は区別が難しいポイントになっていますので、それを絵を描いています。自分が理解できるように工夫することは大切です。

ノートに枕草子の一節をまとめてあり、紙を折って隠している
国語ノートまとめの活用法

 また、紙を貼るときに折れるようにしているので、古文側を隠したり、現代文側を隠して暗記、内容のチェックをするなど、例えばテスト直前のチェックをするときにどうすればそのノートが使えるか、後のことをしっかり考えると使えるノートづくりができます


 国語についてはノートまとめをするときに少し特殊だと始めに述べています。現代文の箇所をまとめようとすると文字数が多くなりすぎてまとめきれないからです。授業中も、文章を『読む』ことは多いと思いますが、まとめれる先生は実は多くないんです。現代文の内容をコンパクトにまとめるのは実はスキルが非常に高いレベルで必要です。今の社会ですとAIが要約してくれたりするので人間個人の能力としては今後どんどん衰退していきかねないスキルの1つと言えます。ただし、国語の問題を解くときには必要なスキルです。

 私いち個人の意見としては、国語・現代文の点数を伸ばすためには、『国語の解き方』を意識させて実際に問題を解きながら練習することが必要だと考えています。しかし、古文や文法の分野においてはまとめ方や暗記の部分である程度点数が取れます。全部同じやり方ではなく、それぞれの分野にあった覚え方をすることが大切です。


 これまで上手なノートづくりについて各教科ごとに紹介をしていきましたが、もちろん分野が変わればノートの書き方も変わってきます。また「私のやり方の方が覚えやすい」という方はそのノート作りの方法で良いと思います。

 大切なのは「今、伸び悩んでいると感じている子」です。何かしらの刺激を与えることで改善される可能性があります。その方法の1つとして『書く力』を鍛えていくことおススメしています。


ライト学習塾教室長 吉矢武司

bottom of page